ごあいさつ

          

求めらる障害者としての道

 私は平凡な福祉援助者でありたくない。非凡な会社人としてできれば「安住」よりも「開拓」を選ぶ障害者であることを願うものである。
 私は自分の足跡と現実を捕らえながらより人間として、よき地球人で、よき会社人として、地域会社の中で夢をえがき、計算された冒険の道を求め、自らの与えられた領域の中で、可能な限り求め続け、建築し続けたい。
 たとえ、それが多くの障壁に立ち図られて失敗しようとも。私は、自らの力と人々を信じ、明日の夢と希望を抱きながら、いかなる畏怖に対しても恐れることはない。
姿勢を正しく、誇らかに、なにごとも恐れず、自らの意思で判断し、実行する。
 私を信頼している人々に、慈悲の心でなく、同じ人間として、自らの実行と実践のなかで相手の立場を重んじながら、自らに誇りと愛情を持ちながら、人々から信頼される人間でありたい。
 障害者である前に、人々から尊敬される人間を歩んでいきたい。


施設長 近土 泉